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フォトショップで簡単に画像を切り抜き 〜選択範囲の作り方〜

2021年1月11日

フォトショップで簡単に画像を切り抜き-タイトル画像

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今回はフォトショップで簡単に画像を切り抜く方法をご紹介します。

<切り抜き>もフォトショップを使用する上で、避けては通れない技術の一つです。切り抜き=選択範囲の作り方です。対象の画像から、切り抜きたい部分をどうやって選択するかがキモとなります。

一口に切り抜きといっても何通りもの方法で切り抜くことが可能です。全てを覚える必要はないですが、基本的な選択範囲作成ツールどんなものがあるのかご紹介します。

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フォトショップの切り抜きとは

選択範囲を作成する

フォトショップでの<切り抜き>とは、=<選択範囲を作成する>ことを指します。

丸や四角の対象を切り抜くのは簡単ですが、そうでない形の方が多いので、苦労するわけです。ただ選択範囲さえ作成できれば、作業の30%〜50%は終了したようなものなので、非常に大事な工程であることをご理解ください。

削除、マスク、色調補正etc

切り抜き_01

選択範囲さえ作成できれば、後は削除する、マスクをかける、色調補正するなど、色々な加工を行うことが可能になります。

選択範囲の作成方法

では、選択範囲を作成する方法をいくつかご紹介します。数が多いので全てを覚える必要はありません。対象の画像に対して、どのツールを使用すれば選択範囲を作成しやすいのか、その見極めが肝心です。

自動選択ツール

自動選択ツールアイコン

まずは<自動選択ツール>で選択範囲を作成してみましょう。このツールは画像の任意の場所をクリックすると、その場所の色に近いエリアを自動的に選択してくれるツールです。

切り抜き_02

蝶ネクタイ部分だけを選択範囲にしてみたいと思います。

蝶ネクタイの左上あたりをクリックしてみました。ちょっと狙った範囲ではない場合は、許容値を上げてエリアを広げることが可能です。

切り抜き_03

上部オプションバーの赤枠の許容値を先ほどの30から50に上げて選択してみます。

切り抜き_04

首や顎や背景も選択されてしまいました。

今回の画像の蝶ネクタイ部分だけを選択するには<自動選択ツール>は向かないようです。

クイック選択ツール

切り抜き_06

続いて<クイック選択ツール>を使用して選択範囲を作成してみましょう。このツールはドラッグした範囲の色を基準に選択範囲を作成してくれます。

切り抜き_07

蝶ネクタイの輪郭内側をぐるりとドラッグします。

切り抜き_08

上部オプションバーの赤枠のブラシオプションの直径を30pxにします。細部を細かく選択したい場合は、数値を小さくし、広範囲を大雑把に選択したい場合は、数値を大きく設定するようにしてください。今回は30pxぐらいに設定して使用します。

切り抜き_09

ざっくりは選択できましたが、少し選択できていないエリアがありますね。未選択の部分を追加選択していきたいと思います。

切り抜き_10

上部オプションバーの赤枠のようにクイック選択ツールアイコンにプラスマークがついたものが選ばれている状態で、ブラシオプションの数値を先ほどの30から5に数値を小さく設定します。

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この画像の赤矢印のように蝶ネクタイの未選択の部分をドラックして、選択範囲に追加していきます。

蝶ネクタイ以外を選択した場合は、上部オプションバーのクイック選択ツールのマイナスアイコンを選んで余分の部分をなぞって選択外にします。プラス・マイナスアイコンを切り替えながら蝶ネクタイだけの選択範囲を作成します。うなく細部の選択ができない場合は、ブラシオプションの数値を5より小さい数値を設定してみてください。

切り抜き_12

微調整しながら蝶ネクタイだけの選択範囲が作成できました。

長方形選択ツールと楕円形選択ツール

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ツール名のままですが、四角の対象、楕円(または正円)の対象を選択したいときに使用します。

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例えば上記の空部分だけを切り抜きたいときなどに使用します。左上隅から右下隅へドラッグするだけです。

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または上記のコーヒーカップをソーサーごと切り抜きたいときなどに使用します。左上あたりから右下に向かってドラッグし、shiftキーを押しながらドラッグすると正円になります。ドラッグ中にspaceキーを押すと任意に選択範囲を自由に移動させられるので、細かく移動させながらソーサーにぴったりになるように選択範囲を作成します。

多角形選択ツール

切り抜き_17

建造物など直線が多い対象の場合に使用頻度が高い選択ツールです。私は比較的使用頻度が高い選択ツールです。

SNSで使用する画像であれば、細部が多少カクカクしていても、見た目ほぼ分からないので建造物以外でも、この選択ツールで済ませることが多いです。

切り抜き_22

使い方は簡単。上記画像の赤丸部分がクリック、矢印がドラッグです。角から角へクリック&ドラッグしていくだけです。

切り抜き_21

こんな感じで選択できました。分かりやすくするために輪郭を赤色にしています。ほぼ直線の集まりなので、建造物はこの選択ツールが便利だと思います。

ペンツール

切り抜き_23

続いてペンツールです。このツールもフォトショップを使用する上で非常に登場頻度の高いツールです。特に選択範囲を作成する上では、このツールがメインになると思います。

切り抜き_24

こちらの画像フルーツを切り抜きたいとします。一見<楕円形選択ツール>や<クイック選択ツール>で選択できそうに見えますが、おそらくうまく選択範囲を作成できません。ここはやはり<ペンツール>が無難です。

ペンツール_01

まずは大雑把にフルーツの輪郭線を作成します。

ペンツール_02

ペンツールのカーソルを輪郭線の上に持っていくと右下に+が表示されて、アンカーポイントが追加できます。輪郭が合っていない箇所にアンカーポイントを追加し、<パス選択ツール>に切り替えて、アンカーポイントをドラッグし、輪郭線を調整していきます。

ココがポイント

<パス選択ツール>への切り替え方

Mac : cmmandキーを押す

Win : ctrlキーを押す

切り抜き_26

ペンツールでフルーツの輪郭が作成できれば、<パス>パネルの作業用パスを選択された状態で右クリックします。表示されたメニューの中から「選択範囲の作成...」を選んで、表示されるダイアログボックスをOKすれば選択範囲が作成されます。

切り抜き_27

これで選択範囲の出来上がり。

まとめ

フォトショップの切り抜きについてご紹介しました。

今回ご紹介した方法以外にも切り抜き方(選択範囲作成)は他にもいくつかあります。

また次回以降に他の方法もご紹介してみたいと思います。

まずは今回紹介した方法で大体の対象は切り抜けると思います。色々選択範囲を作成して、各ツールに慣れましょう。

それでは、また。

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